父のリストラが原因でエリート私立高校から普通の公立高校へ転校してきた、主人公・和宮。
和宮は転校先の高校で個性的なクラスメイト達に馴染めず、クラスから孤立してしまう。
ある日、学校に迷い込んだ母熊が射殺されるという事件が起きる。
その後学校には「学校に母熊の呪いがかかっている」という噂が流れだした。

　いっぽう警察へ通報した和宮は、クラスメイト達に熊を殺した張本人として扱われ、
呪いがないことを証明するために、毎晩呪いが起こるという夜の図書室に一人で忍び込むことになる。
そしてその夜。和宮が目にした「熊の呪い」の正体はクラスメイトの森野だった。
安心してその場から離れようとする和宮。
しかし突然、和宮の行く手を阻む影があらわれる。彼は驚き、気を失ってしまう…。