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HIROSHIMA

NAGASAKI

CHERNOBYL

FUKUSHIMA

 
  参考:「Radio BIKINI」(59分)

チェルノブイリ・ハート(穴の空いた心臓)15分Youtubeアカデミー賞受賞(ドキュメンタリー部門)

 
       
 ストーリーの骨子(江戸落語人情噺)
  置き換えるキーワード  アートライブ的
ストーリー展開
 
 

 白井左近といえば人情噺「ちきり伊勢屋」
に出てくる易者だ。縁談の相談に来た若旦那
・伝次郎の死相を見とがめ、死ぬ日を予言す
る。人生を見切った伝次郎は翌日から江戸の
町に出て困窮する者に手当たり次第に金を与
えて回った。
▲全財産を消尽した伝次郎だったが、期日
が来ても死なない。左近に文句を言うと、
善行により吉相に変わって長生きをするとい
う。左近の予言に従って品川へ行くと、助け
た母娘と再会してその店に婿入りした。店は
大繁盛して「積善の家に余慶あり」という次
第だ。
▲この噺、死の予言が善行をもたらして一
予言が外れるという前段はいわぱ「予言の自
己破壊」、開運の予言に従って店の再興を果
たすという後段は「予言の自己成就」といえよう。.
予言や予測はその後の人間の行動に影響を与え、
起こる結果を変えるのが世の常である。
▲首都直下地震が懸念される南関東でマ
グニチュード(M)7級の地震が今後4年間
に発生する確率は認との東大地震研の試算
が公表された。もちろん人の力では発生を左
右できない地震である。だが、その被害は予
測にもとづく人の行動次第で大きく運ってこ
よう。
▲この試算、今後30年以内の発生確率を
70%とする政府の予測に比べ、ずいぶんさし
迫った話だ。研究者によると南関東でも地震
が急増した東日本大震災以降の傾向が続け
ば、そうした計算になるという。素人にはぴ
んとこない確率予測だが、切迫感は伝わって
くる。
▲もともと「大地震はいつどこで起きて
もおかしくない」がこの列島住人の宿命だ。
どんな「予言」も、減災にむけた「積善」に
つなげる心組みが肝要である。

2012・1・24 毎日新聞「余録」より

「現代に置き換え」

<登場人物>
伊勢屋:Radio JAPANメディア製作会社(ラジオ局テレビ局)
易者:医者
若旦那:プロデューサー (RJP電子郎)
亡き父:原子力発電会社 (癌で死ぬ)
貧しいもの:被災者、芸術家、発明家、経済
母娘:ミュージシャン

<ストーリーの流れ>
あくどい商売:原子力推進番組制作
初恋と失恋 金持ちに奪われる
DJからTV制作者にのし上がる 

大地震と原発事故がおこる すべてが停電しラジオだけが聞こえる
事実隠蔽の協力「安全神話番組」 巨額の金が流れる 進まない復興

予言:悪行によって死相が見える
12月25日に死ぬ
やぶ医者:癌の宣告 余命1年 来世に行けない:恋人に会えない

善行:被災者支援、ロボットの開発、新エネルギー開発援助
   癌の治療薬の開発援助:人体実験の協力
派手な葬式:死のTV中継 カウントダウン

予言:善行によって運命が変わった。
ヤブ医者:新薬が効いて寿命が延びた
   恋人とその娘との再会 癌の新薬で命を救う

放射能漏れが拡大 人型ロボットを操作して修復
鉛の扉が閉まり遠隔操作の電波が通じなくなる。
電子郎は防護服を着て原子炉の中に入る。 
大量の放射能を浴びて本当に死ぬ そのまま石棺 防護服を着た葬式
石棺から抜け出す 天国のような草原 娘との再会 手を触れて消える

数年後「ROBOTOWN」
アンドロイドの町
少子高齢化社会
自動車からロボット産業を軸にした日本は再生している
ミュージシャンを目指す娘 DJを目指す若者が出会う

   
  名人落語 金馬「ちきり伊勢屋」
youtube
<2時間近い長編落語>




 
  あらすじ

参考作品リンク

All That Jazz(アメリカ映画1979)
カンヌ映画祭グランプリ受賞(1980)
ボブ・フォッシー (監督、振り付け)

   



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