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“RJP”
Story Board
 
 

タイトル
「RJP」
Radio JAPANメディア製作会社(ラジオ局テレビ局)

<ログライン>
先代の悪行が祟り電子郎は余命を宣告される。
自分の葬儀のチャリティーイベントを開くが
運命が変わって死ぬ事はなかった。
命拾いをした電子郎はAIKOに会うために、
さらに命をかける事になる。



<登場人物>
■亡き父:原子炉設計(原村原子郎:はらむらげんしろう)
▲占医師:(ブラック・ホスピタル経営)
▲プロデューサー :(原村電子郎:はらむらでんじろう) 
●ストリートミュージシャン:(AIKO:福島愛子:ふくしま あいこ)
   母はBLACK ANGELの誰か。赤ん坊の時に捨てられて、
   SISTER Madonnaに育てられる 。
母は後に病気で亡くなる。
   形見にBLACK ANGEL(ProducerXが与えた)のヒマワリのペンダントを持っている。
▲大物プロデューサー:Producer X(AIKOの父) 原子力推進派の広告塔
▲BLACK ANGELS:(Producer Xの愛人達) 
▲Dark Angels: (放射能汚染に寄って亡くなったBLACK ANGELS)
●ANDYS : 電子郎が創り出したバーチャルキャラクター
△Little ANDYS(Honey B) :ANDYSの影響を受けた若者達が
   新しいアイドルとしてスカウトされる。
●RJP(ROBOTEC JAPAN):ANDYSの新型ロボット
●SISTERS:(ゴスペル隊)炊き出しのボランティア、AIKOの支持者
●SISTER Madonna:AIKOの育ての母、Producer XからAIKOを連れて逃げ出す
その他 :ホームレス  若い研究医師  少年  町工場の社長  娘

ヒマワリ(太陽光発電、自然、命の象徴)

<追加設定>
Producer X
かつては電子郎のようなミュージシャンであったが、
スポンサーから依頼を受ける度に金に執着して行くようになる。
やがて巨額の資金を持つATOM CITYの専属プロデューサーとなりテレビ業界を牛耳って行く。
放射能漏れ事故の収束のないまま原子力推進キャンペーン広告が押し進められ、
都合の悪いニュースは隠蔽する。巨大なギャンブルの街「CASINO CITY」を造り人々の魂を吸い取って行く。
看板「明るい未来のエネルギー」
ギャンブル場の裏には病院があり、さらにその裏には墓場がある。
BLACK ANGELは彼の愛人達で、知らぬ間に自分の娘AIKOをスカウトしてしまう。
後でペンダントを見て自分の娘だと気づく。

BLACK ANGEL MIKA
誕生日プレゼントにProducer Xからひまわりのペンダントをもらう。
路地裏の小さな教会の前に幼いAIKOを置いて行く。
その時にひまわりのペンダントを首にかける。

SISTER MAM
かつて自分もそうされたように教会で我が子のようにAIKOを育てる。
炊き出しなどをして仮説住宅の支援をしている。AIKOが公園で演奏する時は遠くから見守っている。

電子郎
ANDYSで人気を博した電子郎は次々とヒットを飛ばす。知らない間にATOM CITYが資本を投じ、
ANDYS旋風が吹き荒れる。若者は現実から逃避してANDYSに夢中になる。
やがてHoney Bを呼ばれるダンスに明け暮れる集団が発生してくる社会現象となる。
「見ざる」「聞かざる」「言わざる」的なイメージ。

【ストーリー】
ReACT#1
<プロローグ>
『NOisE』(mp3)  
震災、ラジオ、警報、葬式
昔父親につれられて原子炉に行った記憶映像
「鉛の扉」

『ONKALO』(mp3)  #ONKALO (Story Board)
雪が降る森の教会  棺桶から抜け出す電子郎オンカロの森を彷徨う。  
電子郎は天使(AIKO)を見つける。
「オレは君(AIKO)にまた会えるのか?」 手を差し伸べる天使(AIKO)  
消えていく電子郎

『Rain Radio』(mp3)  #Rain (Story Board)
<DJの中放送>
スタジオの窓から公園でSAX 演奏の準備をしているAIKOが見える
ラジカセからは電子郎のラジオ番組が聞こえる。
取り巻きのSISTERSが聞いている。

リスナーからの投稿「立ち入り禁止区域内にヒマワリを植えるAIKO」
電子郎:「どうしてヒマワリを植えているのでしょうね?気になります」
「SAXはどんな曲を吹いてているのかな?」
「今度、取材してみようかな?」
「駆け出しの僕が言うのも変ですが地道な努力を重ねて」
「どんなチャンスでも逃がさないで頑張ってほしいな」
「さて、僕はこれからスタジオ入りです」「新曲待っていてくださいね」
「今日は夕方から雨が降り出す地域がありそうです」「傘を忘れずにお出かけください」
「それでは皆さんまた来週」  ON AIR終了

スタジオのあるビルから外に出る電子郎  ギターを持っている。 突然雨が降り出す
<CAFE>の軒下
電子郎  偶然の雨宿り、AIKOが走ってくる  
雨が上がり
<公園の噴水前>
AIKOはSAXの演奏準備を始める。  持ってきたラジカセ(カラオケ)が壊れてしまう。
カラオケ無しで演奏を始める。

『Street Session』(mp3)  #street (Story Board)
電子郎はギターや携帯のアプリを使って
ボイス・パーカッションやベースでカラオケを作り出す
電子郎とAIKOのストリートセッションが始まる
取り巻きのSISTERやホームレス達が集まる
(場面展開)クラブでの演奏会
 大物プロデューサーProducer Xに
AIKOをスカウトされる。
電子郎は無視されてつぶやく
「どんなチャンスでも逃がしてはいけない・・・」

『CASINO』v4 (mp3)  #casino (Story Board)
テレビ業界を支配する
Producer Xの登場
BLACK ANGELS登場

『ヒマワリ』8(mp3)     #himawari (Story Board)
夜行電車の中電話をするAIKO
AIKO「ねぇ電ちゃん、これでいいのかな?」
電子郎「そうだよ」「どんなチャンスでも逃しちゃいけないって言ったろう」
AIKO「しばらく会えなくなるね」
電子郎「有名になればヒマワリたくさん植えられるよ」
AIKO「そうね」
電子郎「なんでヒマワリを植えているの?」
AIKO「ヒマワリってお日様でしょ」 「太陽のエネルギーを浴びて生きている」
「まるで、人間の笑顔そのもの」「自然の力は人間を傷つけない」
電子郎「オレのヒマワリはどこにあるのだろう?」電話を切る。
AIKO「電ちゃん?」

BLACK ANGELSがAIKOを連れて行く
TVに映るAIKOが段々BLACK ANGELになって行く。



『ANDYS』(mp3)    #andys (Story Board)
録音スタジオ
悲しみに涙を流している電子郎。頭の中からANDYSが生まれてくる
電子郎のキーボードに合わせて踊り出す。
DJからTV制作者にのし上がる
電子郎はなりふりかまわず売れることを考える。キャラクター商品開発
原子力推進番組制作会社と契約。ヒット番組、バーチャルキャラクター
「ANDYSが大ヒット」


「KiTE」_asuka_v1(mp3)
人々は社会の現実から目を背け
ANDYSの番組に釘付けになっていく。
TV: ANDYS関連商品の宣伝(フィギア、ファッションetc)
番組:バラエティー、歌、コンサート、芸能ニュース、クイズ、CM etc


『Honey B_4』(mp3) 
  #honey (Story Board)
ストリートからANDYSに憧れる
少女達が集まりダンスが始まる
やがて現実から目を反らし快楽の世界にのめり込んで行く。

電子郎は彼女らをスカウトしてヒット番組を制作し、電力会社から多額の資金を得る。
Little ANDYSからLittle BLACKのイメージに変化して行く。
<モチーフ>
「見ざる、聞かざる、言わざる」

家庭、街頭、携帯のモニターから流れるTVニュース映像(反原発デモ、復興、放射能漏れ)が
次々に「ANDYS」や「BLACK ANGELS」の娯楽番組に切り替わって行く。
しかし見えない不安が人々を駆り立て、行き場の無いエネルギーが娯楽に消費されて行く。


「Club Honey Black」(mp3)
番組の成功で大金を手にした電子郎。
原発推進企業の接待を受ける。


BLACK ANGELに入りの赤ワインを飲まされる。
黒い天使につきまとわられる(幻想:誘惑)
薬で陽気になった電子郎は札束を店の中でばらまく。
一人のBLACK ANGELが金持ちの電子郎に迫り、
二人の相性を占い師に見てもらう事になる。
街中で見る広告にAIKOとProducer Xとのスキャンダルが週刊誌やテレビで 報道される。

傷つく電子郎 「BLACK ANGELS」の幻想が強くなる。


ReACT#2
■『予言ー1』    #yogen1 (Story Board)
ヤブ医者(占医師)から癌の宣告。半年「今年の最後に死ぬ」 
このままだと来世に行けない。AIKO に会えない
来世は人間ではないかも知れない ゴキブリ?
<裏にはブラックホスピタル>
同じヤブ医者(占医師)から診察を受ける。病気の末期症状だと診断される
黒い看護師 レントゲン写真

<コント:台詞>関西弁風
占医師:「どないしよった?」
電子郎:「この娘との相性はどうですかね?」
占医師:「この不細工な女はどうでもいいけんど」
「あんたの顔に死相がでておるで」
電子郎:「思想ですか?何も信じておりませんが」
占医師:「ばか思想ちゃうね、死相やねん」
「死に相やって言ってるんや!!」
「今年いっぱいに確実に死ぬ」

電子郎:「どうして?」
占医師:「あんたの商売なんや?」
電子郎:「番組をプロデュースしています」
占医師:「はあ?」
電子郎:「ほら、ANDYSって流行っているでしょ!」
「あれ僕が作ったんですよ!」
占医師:「ああそうかい、ようわからんが」
「とにかく悪道商売で銭儲けたみたいだね」
電子郎:「いいかげんなこと言わないでくださいよ!!」
「ANDYSは純真なアイドルです!!」
占医師:「あんたのキャラクターはいい人や」
「でもな、取り巻きのあくどい商売によって人々を苦しめておる」
「よって、あんたの来世は人に嫌われる生き物や」
「たとえば、想像してみい?」「ゴキ‥」とか
電子郎:「ゴキ?‥‥ゴキブリ!!??」「そりゃ勘弁してくださいよ」
占医師:「しぶといよ」
電子郎:「来世も人間でいたいですよ」「しかもAIKOにまた会いたいんですから」
占医師:「ほう、純愛だね」「とにかく今のままではだめだね」「ゴキブリ以下」「何かいい事しんさい」
電子郎:「どんなこと?」
占医師:「そんなこと自分で考えないか、あほ!」
電子郎:「嘘くさいなこのおばはん!」
占医師:「ほう、疑うんなら隣の病院で見てもらいなはれ」「割引券あげるから」

<BLACK HOSPITAL>
占医師:「いかがしました?」
電子郎:「となりの占いがいい加減な事いいますので検査してください」
占医師:「じゃあ、レントゲンとりましょう」「ああ、かなりひどいですね」「末期ですね」
「今年の大晦日、確実に死にますよ」
電子郎:「まさか?あんたまで、まじかよ!!」怒って出ようとする。」
占医師:「あっ、ちょっと待って」「葬儀屋の割引券いる?」


失意の中電子郎は病院内を彷徨う
立ち入り禁止の扉を開くと100名を超す作業員が横たわるベットの部屋がある。
放射線量を浴びすぎて、治療を受けている。
電子郎は病院の裏口から現実の世界を目の当たりにする。
原子炉従事者の墓場が遠くまで連なり、地平線には原子炉が黒い煙を上げている。


『BLACK ANGELS』(mp3)   #black Angels (Story Board)
<AIKOは原子力推進番組に起用>
「町に原子炉を誘致すれば雇用が生まれて、補助金ももらえる」
「Happy愛LAND」 安富市ATOM CITY  キャンペーンガールPV  
ラスト:原子炉前の撮影風景
 
ProducerX「いい出来だ!!」拍手する。

『ReACTIONS』(mp3)    #reactions (Story Board)
原発放射能漏れが深刻になる。イメージ「黒い雲と雨」
ダンサーの増殖
AIKOは次第に汚染されて病気になる。

AIKOのプロジェクション映像を挿入
 
『SNOW FLOWER』(mp3)   #snow (Story Board)
<事実隠蔽の協力「安全神話番組」  巨額の金が流れる 進まない復興>
死を宣告された電子郎は目に映るすべてのものが愛おしく感じるようになる。

<AIKOの出生秘話>#aiko (Story Board)
AIKOを置いて行くシーンを挿入

<Intro> 
入院するAIKO。見舞いに来たProducerXはAIKOのペンダントを見て、

自分の娘だと気づく。
ProducerXがBLACK ANGELにペンダントをかけるシーンを挿入

立ち入り禁止病棟の隣では
若い医師が新薬の開発を研究している。
臨床実験に応じる電子郎。
新薬の大量生産に投資する 。
(クリスマス、雪の降る夜) 
病棟を出た電子郎は、墓場を通って仮設村にたどり着く。
道すがらホームレスにお金を渡していく。

代わりにマフラーをもらう。
炊き出しのSister、仮設住宅の住人などにお金を渡して行く。

雪が降る中、原子炉の立ち入り禁止区域でヒマワリの種を蒔くAIKOの幻想
傘を差し出すとAIKOは消えてしまう。

枯れたヒマワリから種を抜き出す

街頭のモニターは娯楽番組で盛り上がっている。
ProducerXとAIKOのスキャンダルを報じる雑誌広告、TV
電子郎は喧噪を逃れるため地下道に入る。

地下鉄の構内で電車に飛び込もうとしている町工場の社長と小さな娘。
少女は「ANDYS」のファンで「ANDYS」の人形を持っている。
「人身事故のアナウンス:電光掲示版
電子郎は駆け寄って「おじさん、人身事故でしばらく電車来ませんよ」
「何か困っていることがあれば相談に乗りますよ」
倒産寸前の町工場で「ANDYS」のロボットを生産する事を提案し資金を渡す。



■『ANDYSのサンタ作戦』
Take Fight v_Asuka(mp3)    #santa (Story Board)
曲は検討中

イメージアップと奉仕を兼ねてANDYSが被災地にプレゼントを配る。
プレゼントは通信機能を持ったANDYSのフィギアー
困った時に話しかけるとANDYSのロボットが助けに向かう。
イメージアップとともに介護や農作業、あらゆる分野からニーズが寄せられる。
重労働をサポートする着るロボットなど開発する。
農作業、職人のノウハウが数値化され、ロボットが労働力を支える。
やがて、ロボットのレンタルビジネスが始まる。

<シーン1>
再び電子郎の頭の中からSANTA ANDYSが登場する。
ANDYSと空を飛ぶ電子郎
通信機能付きANDYSのフィギアをプレゼントする。
困った人がANDYSにつぶやくと助けに向かう。
農作業、震災救助、介護、いじめ、誘拐、詐欺

<シーン2>
ANDYSと空を飛ぶ電子郎
ATOM CITYに向かう 。
ゴーストタウンでは動物園を抜け出した野生化した動物が歩き回っている。
原子炉の周りには高広大なヒマワリ畑が広がっている。
しかし、原子炉内部では
廃炉作業が進んでいないことが分かる。
原子炉奥、壊れた大聖堂の中に白いAIKOが眠っている姿を見つける。
助けに向かうANDYSと電子郎
しかし大量のゴキブリが飛んで来て
電子郎はショックで墜落してしまう。
ANDYSに助けられ我に帰る電子郎
地面に落ちているヒマワリの種を拾う。

ANDYS: 「もっとたくさん仲間がいた方がいい」「そうそう」
電子郎はもっと大量にロボットを作るためにチャリティーイベントを企画する。

ReACT#3
『Goodbye My LiFE』Vo4(mp3)   #count (Story Board)
派手な葬式:死のTV中継
カウントダウン 年末番組 24時間チャリティーTV 出演者総出演
「BLACK ANGELS」「ANDYS」ゴスペル:SISTERS、ホームレスその他

電子郎はAIKOに最後のメッセージを聞いてもらうために
自分の葬式をネタにした復興支援チャリティー番組を企画するが、
スポンサーから断られる。
しかし、電子郎は自分の財産を全部つぎ込んで番組を制作する。

歌う電子郎
電子郎は来世に「あの娘:AIKO」に会えることだけを願っている。
チャリティー番組は高視聴率となり莫大なお金が集まる。
リモコン、パソコンや携帯でクリックすると募金が集まる仕組み。
公園ではSISTERSが募金箱を持っている。

MC:
さぁー皆様!!余命を言い渡されたDJ電子郎の一世一代最初で最後の葬式番組
自分の命をかけた大チャリーティーイベントへようこそ!!
心ある方はリモコンのDボタンを押して、
黄色は100円、緑は1,000円、赤は10,000円、青は100,000円の寄付をお願いします。
パソコンやケータイでも大丈夫。
集まったお金は人型ロボットANDYSの大量生産、癌の特効薬開発、復興支援などに使われます。
そして、もれなくおしゃべりANDYS人形がもらえますよ!!
あーもう時間がない!!押して!押して!!押しまくって!!!
電子郎の命と引き換えにお金、ちょーだい!!

MC:(Producer X)version
この駆け出しの若造が自分の葬式をネタに番組を作りおった。
なんともこそくな手を使うやな奴だ。
でも死ぬのなら仕様がない。
最後の我がまま、聞いてやろうじゃないか。
香典だと思って寄付してやっておくんなさい。
ロボット開発に癌治療薬だか、なんか知らんけど、
死んじまったら誰の金か分からねーよ。
まっ、後はオレに任せなさいな。うまく使ってやるからさ。
ハハハ



歌「Good bye My LiFE」

棺に入る電子郎
AIKOの幻想に手を伸ばす。
「チーン」
占医師「無事、お亡くなりです」と宣言する。
TVモニターに寄付金がどんどん増えて行く様子が映し出される。
MC:「御陰さまでもの凄い額の寄付金が集まりました。誠にありがとうございました」
ANDYSが大量生産されて、各家庭に普及していく。

スタジオはバラされて行く。
「お疲れさま!」スタッフは仕事を終えて淡々と消えていく。
電子郎が入った棺桶はBLACK HOSPITALへ運ばれて行く。


■『愛子の詩』(mp3)   #aikonoshi (Story Board)
<Intro>
携帯動画ニュース
ニュースキャスター:「ANDYSのプロデュースで知られるDJ電子郎こと原村電子郎さんは、
今夜、自分で企画したチャリティー番組の中でお亡くなりになりました」

<病室のAIKO> 
看病のBLACK ANGELがケータイのTVで電子郎の死を伝えるニュースを見ている。
注射を用意するBLACK ANGEL
病室を抜け出すAIKO 
Black Angelsの魔の手が忍び寄る。薬の入った注射器でAIKOを襲う。
電子郎に会いたい一心で病院から逃げ出す。
街ではマスコミが電子郎の死を取り上げている。
公園の噴水の前で倒れる。噴水の奥には黒い煙を吐き出す原子炉が見える。
Black AngelはAIKOに注射をする。 白い天使になるAIKO


■『予言ー2』(mp3)     #yogen2  (Story Board) 
<病院>
占医師「死亡証明書かないといけないな」「さてと‥」
「グーグー」いびきをかく電子郎

占医師「あれ?」「まさか?」
Black Angelsが棺桶を叩いて電子郎を起こす。
占医師「ほれ、いつまで寝ているんだよ!」
電子郎「ここは天国?」周りを見て「やはり地獄か」
占医師「何言ってるの」ほっぺたを叩く「ほら、痛いでしょ」
電子郎「痛っ」「オレは死んでいないじゃないか!!」 「エー!!」
電子郎「あんたのいい加減な診断の所為で」「全財産使ってしまって、一文無しになった!!」
「どうしてくれんだよ!!このヤブ医者」

占医師「あんたの良い行いで運命が変わたんだよ。」 「それと新薬が効いたのかもね」
電子郎「お金もなくて、生きててどうするんだよ!!」
占医師「馬鹿も休み休み言いなはれ!!」「命はプライスレスでっせ!!」
「あんたが死んだ御陰で数百億の寄付が集まったそうな」「エエことしなはったんや」
「でもな、世間では死んだ事になったるさかい、表社会には顔出したらあきまへんで
「こっから先の裏社会ONLYですわ」
電子郎「そんな話は全然違うじゃないかよー」
占医師「あんさんAIKOに会いたいんじゃなかったの?」
電子郎「そうだよ!!」
占医師「運命が変わたんだから会えるかもよ」
占医師「ほれ、あっちの方角に福が見えるきに」「行ったらよろしいがな」
ATOM CITYを指差す。

原子炉の後ろから大聖堂が現れ、その中に白いAIKOの幻覚を見る電子郎
病院を飛び出し、雪の降る噴水までたどり着く。
凍える電子郎に(電子郎が助けた人々:ホームレス、若い医師、社長)
が衣服や食べ物を分け与える。

『Radio News』(mp3)   #news  (Story Board)
地震が起り
サイレンが鳴り響く
「ANDYS」や「BLACK ANGELS」娯楽番組が中断され
臨時ニュースが流れる。
「Radio NOiSE2」
「地震によりメルトダウンが拡大し原発に作業員が立ち入れなくなりました」
「このままでは原子炉が爆発して、全国に放射能汚染が拡大する模様」
「政府はもう打つ手がないと見解を発表しています。」
「国民の皆さんは速やかに国外に脱出するようにしてください」
Producer X:
「ダメだ!!ダメだ!!ダメだ!!」
「今、また危機感を煽ればパニックになって収拾がつかなくなってしまう」
「どうせ逃げる場所なんてないんだ」「もう、ジタバタしないでオレの番組を見てくれ」
ニュース番組が全部娯楽番組に切り替わって行く。

ATOM CITYの原子炉から黒い煙が立ち上がる。
地震が激しくなる。
人々は被爆を恐れて避難を始めるが、どこもが交通渋滞で都市機能が麻痺していく。

『ROBOT』(mp3)     #robot (Story Board)
「AIKO!今助けに行くよ!!」
電子郎は原子炉にAIKOがいると信じて、助けに行こうとする。

Producer Xが現れる。
「電子郎!!ここはお前の来るところではない」
「さっさと帰れ!!」
墓場から無数のDARK ANGELSが飛び出し、地上に舞い出す。


原子炉周辺はゴキブリやカラス、Dark Angelsが飛び交い、電子郎とANDYSの進行を阻止する。
<シューティングゲーム調>
(大槻ダンスチーム)
町工場の社長が全ANDYSをコントロールできるようにシステムを仕組んでいた。
電子郎はANDYS人形を操作して、各家庭に配置されたLittle ANDYSを原子炉に向かわせる。 

電子郎は後継機のLittle ANDYSを呼び出す。
コマンド:「RJP」
電子郎:「緊急指令!!RJP!RJP!RJP!Little ANDYS緊急出動!!」
各家庭からLittle ANDYSが招集される。
BLACK ANGELSとLittle ANDYS、ANDYS、電子郎のバトル。

BLACK ANGELSの放射能光線の攻撃で電子郎は弱って行く。

原子炉の「鉛の扉」を開けると壊れた大聖堂が現れる。
白いAIKOが横たわっている。
原子炉の雷が電子郎の体に突き刺さる。痛みをこらえながらAIKOのもとに進む。
ANDYSは人間の致死量を超える事を電子郎に告げる。
「電子郎!!このままだと死んじゃうよ!!」
警報機が激しく鳴り出す。
しかし電子郎はAIKOを救おうと前に進む。



『まなざし3』(mp3)   #manazashi (Story Board)
AIKOは電子郎に気づき目覚める。
電子郎はポケットからヒマワリの種を取り出し、AIKOに渡そうとする。
荒廃した原子炉周辺ATOM CITYから、ヒマワリが咲き出す。
やがて天国のような白い世界になる。
たくさんの赤ん坊の映像
過去の思い出が巡り出す。
見つめ合う電子郎とAIKO
■『ONKALO#2』
オンカロの森
棺桶に入った放射能汚染の光るANDYS、BLACK ANGELS
電子郎は大量の放射能を浴びて本当に死んだ電子郎は
白く砕けて天に昇る。

<AIKOの病室>
BLACK ANGEL MIKA「電子郎が作った新薬よ」
「これで悪い夢でうなされることはなくなるわ」
注射を打つ。


ReACT#4
<エピローグ>

『エンドロール』(mp3)  
SAXを吹く電飾のAIKOが客席から登場
棺桶から電子郎登場
二人で挨拶

■『Rain2』(mp3)   #rain2 (Story Board)
雨降る街角  CAFEの軒下   AIKOが走ってくる。
荷物には「ヒマワリ」のストラップがついている。
<雨宿り>
来世の電子郎:「もうチャンスは逃がさない」
見つめる来世の二人

「RJP : ROBOT JAPAN」の看板

『カーテンコール』(mp3)



■アンコール 「ANGEL SONG」(mp3)     





 
 





 


























 




 
 
 
 





 


     
 

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